嬉しくて眠れなかった概念図の発表から3日目。猛ダッシュで詳細図のツメや試走のガイドラインを話し合っています(もうちょっと!)。集まれば文殊の知恵。いろんな角度から見ることで、納得のいくラインや言葉や規則が見つかりますが、なんといってもかつて例のない規模とコースの大会なので、慎重に慎重を重ねています。選手のみなさんは、是非とも実行委員長がお伝えしたように「トレーニングに励んでください」ね。毎日思うのは、「厳しいコースだなあ」ということ。様々な理由があり繋がったこの道は、ある意味UTMBよりも過酷な面があります。トレーニングを積んで無駄なことはありません。特にどちらのコースも豊富な山岳経験が必須なので、身近な山々をできるだけ闊歩してください(勿論この冬期、安全装備は必須です!)。
そう、今伝えたいことの大きなひとつが、「安全」です。モチロン完走を目指して欲しいけれども、是非とも「勇気ある撤退」が出来るような心のゆとりと広さを持って頂きたいと思います。特にSTY参加者の中には初めてのトレランという方もいるかもしれませんが、ひとつ目のエイドで止めても恥ずかしいことではありません。コースを俯瞰してその先を想像し、「この先は無理だろうからリタイアしよう」は、賢い選択です。自分の身体と対話し、最短で最良の判断を下すことは簡単なことではありませんが、最も大切なこと。「今回はここまでだ。次はもうちょっと行けるように頑張ろう」と笑って言える選手になって下さい。
私は砂漠で行われる車やバイクのラリースポーツをやっていましたが、そこでも同じことがありました。リタイアはみんな嫌だけれども、選手の中には「人生のすべてを賭けてきた! 死んでもいいから行く」と、主催者が停めるのも聞かずにSS(レース区間)に飛び込み、尊い命を落とした方がいます。関門は、安全のためにあったのに。楽しむために、自分を磨くためにやっている舞台で起こる悲劇だけは避けたいもの(そういえば私もパリダカ初完走は3度目の挑戦時。流した涙はゼッタイに報われます!)。鏑木さんがよく言っている「このUTMF、何度でも挑戦してゴールを目指してください」の意味が、今はとても分かります。次の舞台にあがる為にも、心身のアンゼンウンテンお願い致しま〜す♪
↑ 当然ですが、トレランの未来もかかってますんで!!

3/16の日の出です。富士山はいつもそこに”ど〜ん”とある。偉いなあ。
